ケイスオキブ【ケイスオキブ】(観賞樹)
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登録番号 | 第12160号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイスオキブ よみ:ケイスオキブ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小畑和敏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「インターエルサキ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は淡橙黄色で丸弁、カップ咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの数は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は紅紫、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は淡橙黄(JHS カラーチャート2202)、裏面の色は浅橙(同1303)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は15~19、一茎の花数は2~5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「インターエルサキ」及び「タノグリュウ」と比較して、花弁表面の色が淡橙黄であること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に育成者の温室(大分県玖珠郡玖珠町)において、「インターエルサキ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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