ケイスカップ【ケイスカップ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10600号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイスカップ よみ:ケイスカップ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平林浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種に「ケイスピエラ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明黄色でカップ咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は上下部えぐれ形、長さは長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢はやや強、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面及び裏面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は40~59、一茎の花数は6~10、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色及び開花枝の色は黄緑、開花時期はやや晩である。「インターフラ」と比較して、とげが長いこと、蕾の形がつぼ形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(千葉県佐原市)において、無名実生種に「ケイスピエラ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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