グローランサにおけるエルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:20 UTC 版)
「アルドリア」の記事における「グローランサにおけるエルフ」の解説
外見的特長 グローランサにおけるエルフのビジュアルイメージは他のファンタジーRPGにおける、単なる異民族的なエルフのイメージとははっきりと一線を画す。とがった耳、ほっそりとした肢体、肌は緑がかったパステル調の色、瞳に瞳孔はなく、白目もない。プレイステーション用RPGソフトヴァルキリープロファイルのエルフ像がビジュアルイメージとしては一番近いと思われる。 植物としてのエルフ 小暗黒期、大暗黒期における森の防衛機構となるべくアルドリアによって創造されたエルフは自らを植物の守護者と任じており、人類には不可解な方法で森の木々と実際にコミュニケーションをとっている。従って、エルフの見ている前で不用意に森の木々を傷つけたりすると、指輪物語におけるエントの木の鬚の例に見られる様な激しい怒りを買うことになる。 エルフの生殖行為は裸子植物のそれに近い。エルフの男女がつがいになると、やがて女は種を産み落とす。この種が芽吹き、やがて実をつけると、その実の中にエルフの胎児が入っている、というあたかも桃太郎の様な方法で種の再生産を行う。 エルフの種類 ブラウンエルフ(ムレーリ:学名Dendro sapiens) 落葉樹のエルフであり、木の葉の落ちる冬の時期には彼らも冬眠していることが知られている。その代わり、彼らは冬以外の季節に睡眠をとる必要がない。男女の性別はあるが、ドライアドとの交配も行われている。 グリーンエルフ(ヴロンカリ:学名Parapinus Mobilens) 針葉樹のエルフであり、毎日睡眠をとる必要はあるが冬眠の必要はない。一般的なエルフ種のなかでは最も高い身体能力を持ち、特に冬の間の森の防備を勤めることで知られる。 イエローエルフ(エンバイリ:学名Dendro xanthophylla) 熱帯樹のエルフであり、その種の全員が男性である。エンバイリの生殖はエルフ女性ではなく、木々の精霊(ドライアド)を対象とする一妻多夫による。また他のエルフ種が使うエルフ弓の代わりに吹き矢を用いることもある。 エルフの生活 エルフはその食物から生活日用品の一切において生きているもの以外用いない。食物は概ね自分たちが生活する森の木々から『分けてもらう』ことで調達しており、その際も木々の新芽を残し、森の生き物に傷をつけないなどの効果を持つ呪歌『食物の歌』を歌いながら収穫すると報告される。
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