ク3110形とは? わかりやすく解説

ク3110形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 08:39 UTC 版)

参宮急行電鉄2200系電車」の記事における「ク3110形」の解説

両運転台制御車で、1941年に3110 - 3114の5両が製造された。形態はデ2227形に準ずる便所設置されていなかった。 当初形態異なるものの形式称号2200系(旧)の制御車と同じク3100形で、区分のために3110 - 3114と付番されていたものであった。 ただし、ラストナンバーの3114は本来デ2200形2247として発注認可得ていたもので、電装品入手難から未電装のままで落成入線し、結局1941年5月認可正式に制御車となり、ク3100形3114と改番された。 このような経緯から本車のみは宇治山田寄り運転台が全室式、上本町寄り運転台片隅式で、こちらは車掌台の位置便所設置されていた(後に撤去)。 また、残る4両も当初の計画では大阪電気軌道姉妹車であるクボ1500形同様に電動車として計画されており、そのため全車ともD-22台車車軸に大歯車装着されていた。 戦後の混乱期ロングシート化されると、もっぱら同系の1400系初代)などとともにローカル運用使用されるようになり、1963年から1965年にかけて3扉化改造工事施されたが、窓配置の関係からモ2200形などとは異なり車体中央部の側窓2枚潰して1,300mm幅の両開き扉が設置されている。 1973年から1975年にかけて全車廃車となり、解体された。

※この「ク3110形」の解説は、「参宮急行電鉄2200系電車」の解説の一部です。
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