クノッソス宮殿とは? わかりやすく解説

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クノッソス‐の‐きゅうでん【クノッソスの宮殿】

読み方:くのっそすのきゅうでん

Anaktoro tis Knosou/Ανάκτορο της Κνωσού》ギリシャ南部クレタ島クノッソスにある先史時代宮殿遺跡。同島中央部北岸都市イラクリオン南東約5キロメートル位置する紀元前17世紀ごろ、ミノス王建造複雑な設計迷宮として名高い壁画断片陶器などが残存1900年英国人エバンズ発掘


クノッソス

(クノッソス宮殿 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 14:09 UTC 版)

クノッソス: Κνωσός、Knossos、Knossus、Cnossus、Gnossus、クノーソス)は、ギリシアクレタ島にある青銅器時代最大の遺跡ミノア文明下で、儀式や政治の中心であったと考えられている。宮殿の一辺は160m以上あり、部屋は1200個以上、部分的には4階建ての建造物すらもあったとされる。後のミケーネ文明のものを遥かに凌ぐ規模を持つこの宮殿の最大の特徴は何よりも中央広場で、この広場とそれを囲むようにして重要な施設が配置されている宮殿の構造は、高度な官僚機構と強い王権の存在を示している。また、巨大な倉庫を備えていたのも重要な点で、ここから宮殿が支配領域内の物資を集積して再分配する機能を持っていたと考えられている。




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