キャンパスの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 00:10 UTC 版)
「中央大学多摩キャンパス」の記事における「キャンパスの特徴」の解説
多摩キャンパス完成時にはそのSF的な校舎群のデザインから「地球防衛軍」と呼ばれた。 同キャンパスは、中大が白門と呼称されることから、建物はほぼ全てが白で統一されている。また、建物を結ぶ通路は赤レンガ張りが主である。なお、赤レンガ張りであるため雨天時は水はけが悪く、滑りやすい。 キャンパス内の各教室にはそれぞれ番号が付されている。基本的には四桁で表されており、千の位は建物の号数、百の位は階数、下二桁は教室番号を示している。例えば「6104教室」の場合、6号館1階4番教室のことである。11号館の総合政策学部棟ではこの番号が五桁になり、「11430」(11号館4階30番教室)のような表示になる。 生協の品揃えが充実しており、食品、医薬品類、書籍、CD、電化製品、理髪店、旅行代理店まで生活に必要なものはほぼ全て揃っている。ただし、かつてより書籍の取扱量は減ったほか、CD・DVDは売り場がなくなり予約や取寄注文を書籍売り場で扱っている。また、校地外の日野市程久保に眼鏡・コンタクトレンズ店を開設している。八王子市堀之内にバイクショップも開設していたが、こちらは2018年2月28日で閉店した。学生を対象にアパートの斡旋もおこなっており、子会社である(株)学園中央開発が管理している「C'sセントラルシリーズ」という中大生専用のアパートは特に人気がある。 同キャンパス建設費用は、建設当時の金額で約470億1232万円であった。 1号館内には、多摩キャンパス竣工当時を再現した模型や旧校舎の写真パネル等がある。 正門から東門にかけての道路およびトンネル(中央大学隧道)は中央大学の所有地であったが、1999年に八王子市に移管され、市道となった。なお、中央大学隧道は3.3mの高さ制限がある。 門内の敷地と中央大学の所有地は必ずしも一致しない。門外の敷地に設置されているものとしては10号館、バスターミナル、駐輪場、ヒルトップ隧道などがある。 中央大学創立125周年記念事業で炎の塔、Cスクエアなどが新たに建設された。 キャンパスが旧耐震基準の時期の建設であったため、2007年度から2010年度にかけて順次耐震補強工事が施工された。なおこれにあわせてアスベスト除去も行われた。費用は約107億円(後楽園・市ヶ谷キャンパス分含む)で、この4分の1は文部科学省からの補助金でまかなわれた。
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