カレッジ・フォークの新星
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「やまがたすみこ」の記事における「カレッジ・フォークの新星」の解説
1973年3月、ファーストアルバム『風、空、そして愛 やまがたすみこ フォークアルバム第1集』をリリース。同年9月には『あの日のことは… やまがたすみこ フォーク・アルバム第2集』、翌1974年5月には『Melodies Come From My Heart やまがたすみこ フォーク・アルバム第3集 』をリリース。「フォーク・アルバム3部作」を発表し「カレッジ・フォークの新星」として注目される。 デビュー当時は自作曲のほか、森山良子のヒット曲や千賀かほる「真夜中のギター」、赤い鳥が歌った「赤い花白い花」などをカバーし、本田路津子風のカレッジ・フォークのスタイルを取っていた。 1973年8月のシングル『あの日のことは』は、TBS系テレビドラマ『おさななじみ』(1973年7月6日 - 10月26日放送)のテーマ曲として使用され、やまがた自身も出演した。東京・阿佐ヶ谷を舞台に、隣同士に生まれ育った幼なじみの男女が、様々な出来事を経て結ばれるまでを明るくさわやかに描いたドラマである。『おさななじみ』ではやまがたがギターを持って登場し、居間や窓辺で「夏になったら」「風に吹かれていこう」「あの日のことは」などの曲を歌う場面や、林寛子と「この広い野原いっぱい」を合唱する場面もあった。 またデビュー当時はマルベル堂でブロマイドが売られるなど、アイドル歌手的に扱われていた時期もあった。 なお、1973年12月発売のシングル『白い船白い鳥/日立ミュージック・イン・ハイフォニックのテーマ』では「1960年(昭和35年)生まれ」とある。B面曲はニッポン放送のラジオ番組『日立ミュージック・イン・ハイフォニック』のテーマ曲で、番組で毎週流されていた(作詞:高田敏子、作曲:山本直純)。
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