カラーテレビ用ユニフォームとは? わかりやすく解説

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カラーテレビ用ユニフォーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 11:59 UTC 版)

読売ジャイアンツ」の記事における「カラーテレビ用ユニフォーム」の解説

1957年正力松太郎オーナー会長務め日本テレビカラーテレビ試験放送開始した正力カラーテレビ普及させるためのアイディアとして、巨人ユニフォーム変更した最初変更1959年9月。袖のオレンジ×黒×オレンジライン背番号、胸の「GIANTS」の縁取りが赤に変更された。しかしこの変更ホーム用のみでビジター用従来通りユニフォーム使われたため、ファンにも気付かれることのないままこの年公式戦終了同時に元のユニフォーム戻された。 次にカラーテレビ用ユニフォームが登場したのは1960年6月11日ホーム用ビジター用ともに帽子のつば・胸のロゴ背番号が赤いユニフォームで、それまで巨人チームカラー覆すのだった当時カラーテレビ白いものが映るとハレーション起こったため、ホーム用地色ドーラン効果狙ってベージュ変更された。 しかしこのユニフォーム選手評判悪く全員号令をかけあって一斉に着替えたとも伝えられている。反対意見を言う選手はいなかったもののその声を代弁したのが解説者たちで、三宅大輔は「考え方が逆。これではカラーテレビのためにプロ野球あるようなものだ」、また小西得郎も「クリーブランド・インディアンスミルウォーキー・ブレーブス真似で、ジャイアンツらしくない」と批判したこのようにカラーテレビ用ユニフォームは世間評判悪かった上、前年まで6年連続最下位だった大洋ホエールズリーグ優勝さらわれたこともあって、このユニフォームこの年限りお役御免となった当時東京23区にはカラーテレビ100台ほどしかなく、当初の目的だった「カラーテレビ普及」にも貢献することが出来なかった(カラーテレビ普及するきっかけとなったのは1964年の東京オリンピックである)。

※この「カラーテレビ用ユニフォーム」の解説は、「読売ジャイアンツ」の解説の一部です。
「カラーテレビ用ユニフォーム」を含む「読売ジャイアンツ」の記事については、「読売ジャイアンツ」の概要を参照ください。

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