カラーアニメの登場とは? わかりやすく解説

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カラーアニメの登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:06 UTC 版)

日本のアニメーションの歴史」の記事における「カラーアニメの登場」の解説

1893年に、今日映画であるシネマトグラフ発明され以前フィルム用いない映像玩具がありアニメーション元祖とされるが、その一種であるゾートロープ改良したプラキシノスコープ使って1888年からフランスエミール・レイノーパリ蝋人形館で「光学劇場」と称して作品上映していた。その内容物語付き数分間のアニメーションと言えるもので、着色成されたものだったという。 フィルムよるアニメ制作されると、カラーフィルム発明されるのを待たずに、フィルム1コマずつ直接着色するという手法早くからカラーアニメ制作されている。例えば、ウィンザー・マッケイ短編作品リトル・ニモ」は1911年公開である。 1932年ディズニー初めフルカラー製作した花と木Flowers and Trees)』を公開して以降第二次大戦前にはアメリカではカラーによる短編アニメ盛んに製作された。1937年にはディズニーが初のカラー長編アニメ『白雪姫』製作し日本では1950年公開された。 戦後東映1956年日動映画吸収合併アニメスタジオ東映動画」を発足東映動画劇場用アニメーション映画の製作を開始し日本初カラー長編アニメ映画白蛇伝』(1958年)が制作され東洋ディズニー」を目指し目論見通り日本国外へも輸出された。 なお、『白蛇伝以前には大藤信郎色セロファン千代紙使った短編カラー作品発表している。1952年製作された『』はカンヌ映画祭短編部門2位受賞した

※この「カラーアニメの登場」の解説は、「日本のアニメーションの歴史」の解説の一部です。
「カラーアニメの登場」を含む「日本のアニメーションの歴史」の記事については、「日本のアニメーションの歴史」の概要を参照ください。

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