オフィステナント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 08:11 UTC 版)
竣工の前後、ちょうど第一次国際化の波が押し寄せ、外資系金融機関が東京に拠点を探していた。アーク森ビル(アークヒルズ)は立地で劣っていたが、ワンフロアの大きさやグローバルスタンダードな仕様、割安な賃料のほか、国際レベルの住宅や一流のコンサートホール、ホテルが敷地内にあり、24時間型の街であったこと、各国の大使館や海外の子女を受け入れるスクールや外国人コミュニティがある港区の特性や環境を高く評価し、ゴールドマン・サックス、シェアソン・リーマン証券などの外資系企業はアーク森ビルを日本の拠点として選択した。その結果、アークヒルズは小さいながらも日本の国際金融センターとなり、世界の主要な銀行はほとんどここに集まった。しかし、2000年代に入ると草創期からのテナントは他のビルへ転出したり、あるいは日本から撤退などしたため雰囲気は一変した。 主なテナント イタリア銀行在日代表事務所 ローランド・ベルガー アイスタイル カネカ東京本社 独立行政法人日本貿易振興機構 (JETRO)2005年(平成17年)1月より入居した。テレビ朝日に代わる大口テナントであるため、専用の受付が別途設けられている。 ショップテナント 飲食 - ウルフギャング・パック、スターバックスなど 物販・サービス - アーク森ビル内郵便局、歯科、リラクゼーションサロン、フィットネス・スポーツジムなど ATM - 三井住友銀行(2階)、みずほ銀行(1階ロビー内)、ゆうちょ銀行(3階郵便局内)、セブン銀行(1階)
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