オジー・オズボーン在籍期(1968年 - 1979年)
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1968年にバーミンガムで結成。ボーカリストのオジー・オズボーンが、新聞に新バンド結成のためのメンバー募集の公告を出したことが契機だった。 バンド名は当初「Earth」と名乗っていたが、ベーシストのギーザー・バトラーが、1964年に公開されたマリオ・バーヴァのホラー映画『BLACK SABBATH』(邦題『ブラック・サバス/恐怖!三つの顔』)から取って改名した。その映画の公開時、映画館には長蛇の列が出来ていたことから、「人間は恐怖を求める」という着想を得た、と本人は語っている。 デビュー・アルバム『黒い安息日』は、1970年2月の「13日の金曜日」という曰くつきの日付にリリースされた。 同年リリースの2ndアルバム『パラノイド』からシングルカットしたタイトルナンバー「Paranoid」がスマッシュヒット。同アルバムも全英アルバムチャート1位を獲得する。その後、1975年発表の6thアルバム『サボタージュ』まで、全英・全米ともにアルバムチャート上位にランクイン。特に5thアルバム『血まみれの安息日』までの作品が、いずれも全米で100万枚以上の売り上げを記録した。 1976年、この時期から新たな音楽の波「パンク/ニュー・ウェイヴ」のムーブメントが到来し、既存のロック・ミュージックは徐々に終息していく。それは当バンドも例外ではなく方向性の相違もあり、メンバー間にも不協和音が漂い始める。特にオジーが重度のアルコール問題を抱えていた。 1977年、遂にオジーを解雇。後任にデイヴ・ウォーカーを起用したが上手くいかず、翌年に呼び戻されて復帰する。しかし制作した8thアルバム『ネヴァー・セイ・ダイ』が酷評されて芳しくなかった。そして結局アルコール問題が改善されなかったオジーは、再度解雇される。
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