エルフ王の森
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 21:27 UTC 版)
輝ける兜の森人 妖精弓手の従兄。真面目で頑固な性格の森人で次世代のエルフの長になることが決まっている。妖精弓手に弓の扱い方を教えた人物であり、彼女のことを実の妹のように大切に想っている。花冠の森姫へ恋文を書くはずが自分の武勲伝を書いてしまったため妖精弓手に引っ叩かれた過去をもつ。 妖精弓手が娘らしくなるように2000年かけて楽器や歌などを教えたが失敗に終わっている。当初はゴブリンスレイヤーたちを快く思っていなかったが、対話や戦闘を共にした後は態度が軟化、妖精弓手を託せる者たちとして認めた。 花冠の森姫 妖精弓手の実姉。瞳は金色。輝ける兜の森人との婚約が決まっている。妹と違い非常に豊かな胸の持ち主。 妖精弓手の身を心配しており、冒険者を辞めるように忠告している。その上、種族同士で対立している鉱人や武勲詩とは印象の違うゴブリンスレイヤーと一緒にいることを反対していた。エルフ王の森に侵攻を企むゴブリンたちの襲撃後はゴブリンスレイヤーたちの生き様に多少歩み寄りを見せ、基本的に不死に近い森人が有限の寿命しかもたない者たちと共に生きることの難しさを妖精弓手に再び語る。それでも笑顔を見せる妹を見て安堵した。 なお、せわしない妹と比べて落ち着きがある貴人という雰囲気を纏っているが、妹と同じく片付けをしないらしく、ゴブリンスレイヤーに「森人には片付けの習慣がないというのは本当か」と問われた輝ける兜の森人は「ない姉妹もいる」と疲れ切った表情で答えていた。 女森人 → 侍女 声 - 長谷川育美 古代遺跡を根城にしたオーガとゴブリン軍に捕らえられていた森人の女冒険者。ゴブリンスレイヤーたちによって救出された。 虜囚とされていた間には嬲り者・慰み者にされるばかりか、嘲る意味合いで右半身を葡萄のように腫れ上がるほど痛めつけられており、救出される際、自分の救出よりもゴブリンたちの殲滅を優先するよう懇願するほど、ゴブリンたちを憎んでいた。 後に花冠の森姫の結婚式に参加すべく訪問した際に、その侍女として再登場。腫れ上がっていた右頬も癒えており、彼女の素性に気が付いたゴブリンスレイヤーがオーガとゴブリンたちを皆殺しにしたことを告げた際には涙を流して感謝した。
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