エルフ時代
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『EVE burst error』の発売後に姫屋ソフトを退社し、蛭田昌人の誘いでエルフに入社、取締役に就任する。これにより、シーズウェア時代は2〜4ヶ月ほどしかなかった制作期間に対して、エルフでは8ヶ月もの制作期間を得る。また、プログラマを兼任する必要がなくなり、ゲームデザインやシナリオに専念できる環境を得る。その環境の下で『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(PC-9801用、1996年12月26日発売)を開発する。 同作は、当初は現代編を序章とし、異世界編を本編とする予定だったが、開発の遅れから現代編を本編とせざるを得なかった。このため、ひろゆき自身は『YU-NO』を駄作と位置づけるが[要出典]、彼が考案した「A.D.M.S(Auto Diverge Mapping System)」という当時としては画期的なシステムもあり、ユーザーに高く評価された。 その後、蛭田と交互にオリジナル作品をリリースするつもりだったが、セガサターン版『YU-NO』(1997年12月4日発売)の完成をもって、エルフを退社した。一作目で退社した理由はのちの人間が暴露したところによると、完全な人間関係の破綻のようだ。ただ自身の名前剣乃ゆきひろを商標にされるなど、外から見てもトラブルがあったのは明らかではあった。
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