エピソード10構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 16:48 UTC 版)
「ウルトラマンオーブ」の記事における「エピソード10構想」の解説
メイン監督の田口清隆とメインライターの中野貴雄によるシリーズ展開の私案。前作『X』の『ウルトラマンX超全集』で子供たちがウルトラマンの自主映画を製作する企画が好評だったため、本作品の超全集を製作するにあたって、『ORIGIN SAGA』がテレビシリーズとは繋がらない終わり方をしたため、テレビシリーズに繋がる流れで映像化されない裏設定を制作することとなった。劇場版の舞台挨拶で田口が構想について言及し、その後、小学館から発売された書籍『ウルトラマンオーブ完全超全集』に詳細が掲載された。私案ではあるが、公表にあたりプロデューサー陣や円谷プロダクション社長大岡新一らの監修を受けている。また、後に放送された「ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE」において一部設定をリンクした内容になっておりガイの視点でこの内容をたびたび回想するシーンが出てきている。 テレビシリーズで描かれない背景物語は企画段階から想定されており、企画書には歴代ウルトラ戦士と魔王獣の戦いを描いた「魔王獣戦役」、オーブ誕生の経緯を描いた「ガイとジャグラー」、1908年のルサールカでの出来事を描いた「ガイとナターシャ」が掲載されていた。 第1章「命の木」編 『THE ORIGIN SAGA』に該当。 第2章「俺は銀河の渡り鳥」編 ガイがオーブカリバーに4つのエレメントを集める物語。ムルナウやガピヤ星人サデスも登場し、出会った経緯が描かれる。エピソード2-1「宝石惑星は永遠に」 エピソード2-2「深淵より出づる者たち」 エピソード2-3「ファイアーボール作戦」 エピソード2-4「風の星の用心棒」 舞台は『ウルトラマンエックス』に登場する惑星ギレルモとされる。 第3章「ブラックホールを盗んだ男」編 ガイとジャグラーが決別し、それぞれオーブリングとダークリングを入手する物語。 第4章「激闘!イシュタール文明」編 ガイとジャグラーがテレビシリーズの地球を初めて訪れた時の物語。マガタノゾーアが登場する。 第5章「ルサールカより愛をこめて」編 テレビシリーズでも回想シーンで描かれた、ガイとナターシャの出会い、マガゼットンとの戦いの物語。エピソード5-1「ルサールカより愛をこめて」 エピソード5-2「空飛ぶ円盤の謎を追え!」 第6章「さすらいの太陽」 テレビシリーズに該当。エピソード6-0「オーバチュア=序曲」 第7章「宇宙魔女賊ムルナウの逆襲・サデスの帰還」 劇場版に該当。 第8章「超空大凶獣デザストロ」 劇場版ラストでも示唆された、デザストロと戦う物語。ウルトラマンゼロやウルトラマンエックスも登場する。 第9章「冥府魔道の使者」 『ウルトラファイトオーブ』に該当。 第10章「渡り鳥、宇宙(そら)を行く」
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