エテェネル王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:41 UTC 版)
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の記事における「エテェネル王国」の解説
セザール・ダル エテェネル王国の現国王王弟。第8巻より登場。 褐色肌に黒髪金眼の美青年。年齢は二十台半ば。ソルシエ王国と1つ国を挟み、国王が代替わりしたばかりのエテェネル王国の王弟。後述の過去から王族にも関わらず元傭兵という異例の経歴を持ち、異母兄である現国王からの信頼も厚い。また相手に恐怖を与えるとして普段は色付きガラスで瞳の色を黒にしている。国の代表者に選ばれるだけの威厳と思慮深さもありつつ、長く市井で暮らしていたがゆえの気さくさもある。近隣諸国会議で国王の名代としてソルシエ王国を訪れるが、城の庭にて互いに身分を隠し、カタリナと仲良くなる。 漁色家であった前国王に手を付けられた旅芸人の母を持つ。母は王の子(セザール)を身籠ったために後宮に留め置かれることになって自由を奪われ、そのままセザールが6歳の時に亡くなる。異母兄弟もたくさんおり、後ろ盾がないために後宮で飢え死にしそうなところを、たまたま彼を知った異母兄の1人(現エテェネル国王)が後見人に名乗りを上げ、彼や彼の乳母に面倒を見てもらう。その後、成人すると母のように世界各地を巡りたいとして兄の許可を得て王族の身分を捨て、乳母の末息子ジャンを付き人に国を出る。生計を立てるために傭兵稼業につき自由を謳歌していたが、故国に戻った折、敬愛する兄が王位に就き、国の改革を進めるも数多くの政敵を相手に苦戦していることを知り、兄を支えるために王族に復帰する。長らく国を離れていたことと、各国会議がほぼ初の外交参加であったため、他国にはほとんど情報がない。 傭兵時代は「金眼の狼」の異名を取って恐れられほどの戦闘能力を持ち、王族に復帰後も、第9巻では自国の恥を密かにすすぐために潜入捜査を行っている。 ジャン セザール・ダルの付き人兼相棒。第8巻より登場。 セザールを後見した兄(現国王)の乳母の末息子。幼少よりセザールに仕え、彼が王族の身分を捨て傭兵稼業に転じた時もこれに従う。
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