ウルトラセブン1999最終章6部作
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「ウルトラシリーズ」の記事における「ウルトラセブン1999最終章6部作」の解説
1999年7月7日 - 12月31日発売。オリジナルビデオ作品。
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ウルトラセブン1999最終章6部作
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「平成ウルトラセブン」の記事における「ウルトラセブン1999最終章6部作」の解説
1999年7月から12月にかけてバップのオリジナルビデオとして発売。全6巻。 物語冒頭でのフルハシの戦死を発端として、「地球を攻撃する意図を有する知的生命体がいる惑星を先制攻撃することで地球を防衛する」という地球防衛軍の「フレンドシップ計画」を巡って地球人と異星人、そして地球人同士の対立と葛藤を軸として物語が展開する。また、第1話では前シリーズでダン=セブンがその姿を借りたこともあるカザモリも、セブンの目の前で戦死する(重傷を負ったとの見方もある)。カザモリを治癒カプセルに収納したダンは再びカザモリの姿に変身し、ウルトラ警備隊員としてもっぱら行動するため、ダンはあまり登場せず、第3話では一度も登場していない。第6話ではかつて地球人の祖先が犯した大罪が明らかとなり、ダン=セブンは愛し愛された地球人を守るために悲しく重大な決断をせざるを得ない状況に追い込まれる。 タイトルの通り、本来は平成ウルトラセブンの最終章となるはずだったが、3年後に続編『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』が製作される。 製作 ストーリーは子供向けを意識せず、これまでよりも高度な内容が目指された。 フルハシが死亡する展開は、前作のダンとフルハシの別れのシーンを受けてダン=セブンが地球に戻ってくるための理由付けとして用意されたが、スタッフの中にはフルハシの死に反対する声もあり、それに応えるために第6話の展開が考えられた。第6話の脚本では、フルハシの顛末について本来の脚本には不要なSF設定解説が2ページに渡って記載されている。 第6話は脚本第2稿まで旧作のキリヤマ隊長が登場することになっており、演者の中山昭二が出演する予定だったが、撮影期間中の1998年の12月に死去したために叶わなかった。キリヤマの登場は、後に発売された小説版『ウルトラセブン EPISODE:0』にて描写されている。 この小説版ではアギラが登場しなかった理由も説明されている。 前作よりも予算と製作時間が増えており、撮影用テープはBETACAMからDigital BETACAMに変更され、編集システムもインフェルノが導入されるなど、撮影機材の向上によってビデオ撮影でもより高度な映像効果が用いられている。 ウルトラホーク3号のミニチュアは本作品のために造られたものではなく、前作の後に井口昭彦が率いる特撮美術会社GAMで独自に制作していた。 テレビ放送 第5話が『ウルトラマン列伝』内で2013年4月3日に地上波初放送された。ただし、30分尺の同番組に合わせた編集を経て放送されており、ダンがカザモリの姿から戻るシーンもカットされている。
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