初陽【ウイヨウ】(草花類)
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登録番号 | 第13569号 |
登録年月日 | 2005年 12月 7日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 初陽 よみ:ウイヨウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山口金助 | |
品種登録者の住所 | 愛知県大府市共和町大深田45 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山口金助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東の朝」の変異株から育成されたものであり、花は紫ピンク色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さはやや強、中空の程度は無、摘心後の分枝性はやや多、側らいの発生程度は少、節間長はやや長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや短、一次欠刻は深、葉の表面及び裏面の色はやや濃、毛じの多少はやや少、光沢度はやや弱、厚さは中、硬さはやや軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさはやや大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みはやや低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数は中、管状花部の直径は極大、管状花数はやや多、分布は集中、長さはかなり大である。花弁の形は管弁Ⅰ、さじ弁及び丁字状花弁、先端の形は尖る、花弁の長さはやや大、幅は狭、外花弁の表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9711)、裏面の色は浅緑黄(同2703)の地色に紫ピンク(同9711)のぼかしが先端部に入る、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心の色は外弁と異なり黄色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。「東の朝」と比較して、外花弁の表面の色が紫ピンクであること、裏面の色が浅緑黄の地色に紫ピンクのぼかしが先端部に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者のほ場(愛知県大府市)において、「東の朝」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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