イージータイプにおける変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:55 UTC 版)
「ファイナルファンタジーIV」の記事における「イージータイプにおける変更点」の解説
バグ・裏技の修正 特定の操作でアイテムが増殖するバグをはじめとした、一部の不具合が修正されている。 一部コマンドの削除 効果が分かりにくく、使い所の難しい「くすり」「つよがる」「うそなき」「いのり」「おもいだす」「がまん」「ためる」「せいしんは」といったコマンドが削除・整理されている。 戦闘バランスの調整 敵キャラクターの隊列という概念を廃し、どこにいる敵でも物理攻撃で与えるダメージが同じになっている。また、オリジナル版に比べて敵キャラクターから与えられるダメージが軽減されている。また、特定の手順が必要だったバトルについて、その制限が解除もしくは緩和されている。 一部魔法の削除、名前変更 白魔法「プロテス」「シェル」「ディスペル」と、隠し召喚魔法「コカトリス」が削除されている。また、魔法の効果の大きさを表す指標も数字に変更されている。例:ケアル1(=ケアル)、ケアル2(=ケアルラ) 武器・モンスターの名称変更 分かりづらい名前が多かった本作だが、イージータイプでは変更されている。たとえば「デザートサハギン」が「すなおとこ」に、「ラグナロク」が「かみがみのつるぎ」になっている。また「すす」など本来手に入るはずのないアイテムの名前が "Dummy" に統一されている。 セリフ・演出の変更・追加 一部のセリフの表現が分かりやすくなっている(いにしえ→むかし)他、操作方法の説明やストーリー展開、次の目的地を読み取りやすいようにするメッセージも挿入されている。 また、ゾットの塔でローザに落とそうとしていた物がギロチンから鉄球に変更されており(救出後彼女が縛られていた椅子を調べる事で確認できる)、このシーンでのセシルとローザの「抱き合ってキスをする」動きが「抱き合う」のみになっている。更に、バロンの町の踊り子が服を脱がないなど、低年齢向けの変更がなされている。 トレーニングルームの充実・追加 オリジナル版ではバロンの町にあったトレーニングルームの項目が増加し、その他の場所へも増設されている(内部は全て同じ)。 アイテム体系の簡略化、入手容易化、一部アイテム追加 特定のステータス異常を回復するアイテムの種類が特に多かった本作だが、イージータイプではそれを排除して、ステータス異常全般を回復する「万能薬」に統一し、万能薬自体の入手難度も下げている。ただし本作では同じアイテムの束を複数持つ事ができる為、状態回復アイテムが万能薬に統一されても回復可能回数が著しく減る訳ではない。 また、アイテムの価格も抑えられている。特にMP回復アイテムである「エーテル」については、扱うショップが増え、入手が更に容易になっている。 「子豚の竹刀」など、イージータイプのみで入手できるアイテムも追加されている。 開発室の削除 ゲーム内の隠し要素としてスタッフ達と会話できる開発室があったが、削除された。 最終ボスのグラフィックの変更 最終ボスが別のグラフィックに変更されている。またこのグラフィックはゲームボーイアドバンス版の隠しボスとして使用されている。
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