イネ (化学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/21 07:13 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動-イネ(-ine)は、化学において2通りの物質を意味する接尾辞である。
なお、日本語ではドイツ語風に-イネとする場合と、英語風に-インとする場合があり、化合物によって異なる。
1つ目は、塩基性のアルカロイドを表す。これは、フリードリッヒ・ゼルチュルネルの論文において”モルフィウム”(morphium)を単離したと書かれていたのを、ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサックが”モルヒネ”と修正したことに由来する[1]。例としては、キニーネ、モルヒネ、グアニジン等がある[2]。
2つ目は、不飽和度が2の炭化水素を表す。例としては、ヘキシンやヘプチンがある[2]。単純な炭化水素では、この用法は、IUPACによる接尾辞である-yneと同一になる。
関連項目
- 有機化合物のIUPAC命名法
- イン (化学)(-yne)
出典
- ^ Sneader W. (2005). Drug Discovery: A History, pp. 90-91. Wiley.
- ^ a b “Definition -ine”. Centre for Cancer Education. 2009年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年3月29日閲覧。
「イネ (化学)」の例文・使い方・用例・文例
- あのドイツ系の人はハイネケンしか飲まない。
- この地域はかつて高いイネ科の草の草原に覆われていた。
- リングイネはパスタの一種で意味はイタリア語で「小さい舌」である。
- 私たちは3種類の肥料をイネを育てるために使います
- ナイネックスです。緊急の用件ですか。
- ハイネックのブラウス
- ニオイネズミカンガルー
- コーデイネートされた衣服(対になった服)
- ハイネックのゆったりした長袖ブラウス
- コイネーは、アレクサンダー大王の帝国の共通語であり、ローマ時代に地中海東岸の地域中で広く話された古代ギリシャ語の方言である
- 現代ギリシア語の文語で、コイネ語から借用された特徴を持つ
- 1枚の子葉と葉脈が平行に走る葉を持つ胚をつくる種子植物からなる:イネ、ユリ、ヤシ、ランを含む
- サイネリア
- イネ科草本
- イネ科の植物の総称:主に草のような、しかし、穀類を含む若干の木本
- イネ科の草の属
- いがを持つ、イネ科の草の属
- イネ科の単子葉の草(ただ1種のみ)
- イネ科の単子葉植物の属
- イネ科の群生する多年生の草の属
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