イヌエンジュとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > 観賞用樹木 > イヌエンジュの意味・解説 

イヌエンジュ


北海道本州四国生育しますが、九州には少ないとされています。千島朝鮮半島台湾中国などにも分布します。比較的よく見られる種ですが、樹高12m、直径は30cmと、余り大きくならないので、蓄積少なく木材としてまとまった量が得られるのは、主に北海道です。

木材
道管環状配列しているため、年輪がはっきり見えます心材と辺材の色の違いは、はっきりとしています。心材暗褐色ですが、色が均一でなく、濃淡があり、特徴的な模様を形づくっています。辺材黄白色で、一般的にいって、幅が狭いです。肌目は粗です。木材はやや重硬で、気乾比重は0.59です。切削などの加工はやや難しいですが、表面仕上がりはよく、磨くと、光沢出ます心材耐久性高いです

用途
大きな材が得られることが少ないので、器具材、あるいは、床柱などの装飾的な建築内装とされるのが普通です。材色や木理美しさ利用して三味線の胴、月琴などの楽器作るのにも使います産地によっては、漆器木地に使うところがありますまた、ろくろ細工最近目立つようになってきたアートクラフト動物の像、ブローチキーホルダー、その他)の材料にもなっています。





固有名詞の分類

このページでは「国産材一覧」からイヌエンジュを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からイヌエンジュを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からイヌエンジュを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イヌエンジュ」の関連用語

イヌエンジュのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イヌエンジュのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本木材総合情報センター日本木材総合情報センター
©Japan Wood-Products Information and Research Center 2024 All Rights Reserved, Copyright

©2024 GRAS Group, Inc.RSS