アンドルフが手がけた主な研究開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 05:13 UTC 版)
「アンドルフ」の記事における「アンドルフが手がけた主な研究開発」の解説
G-ディフューザーシステム 64版以降においてアンドルフが基礎理論を確立して完成させた反重力発生装置。姿勢制御装置としてアーウィンやウルフェンなどに搭載されており、この装置を搭載した機体は重力に逆らって宙に浮くことができるほか、急加減速や急旋回などあらゆる機体制御が可能となっている。また、機体の大幅な省スペース化にも一役買っており、惑星間ワープを可能にするプラズマエンジンや、強力な爆弾兵器「スマートボム」などの装備を可能にしている。垂直離着陸機能もカバーしており、着陸時は地面からわずかに浮いた状態で停泊するため、従来のような着陸用の車輪を必要としない。 ちなみにSFC版でアンドルフが開発したものは、G-ディフューザーシステムに似た「反重力ホバーシステム」とされている。この反重力ホバーシステムは、G-ディフューザーシステムと比較するとやや出力が劣る。 『F-ZERO』シリーズにも、同名の装置がF-ZEROマシンに搭載された反重力発生装置として登場している。 バイオウェポン 近年のバイオテクノロジーの研究による賜物。ライラット系中に生息する巨大生物を兵器として飼育・改造したもの。近代兵器に匹敵する破壊力と、巨大生物本来の耐久力を持つ。 64版ではアクアス、ゾネスといった生物が多く生息するエリアにバイオウェポンを投入し、汚染物質を拡散させることで既存の生物を巨大・凶暴化させており、アンドルフ自身もこの研究で自らを巨大な頭脳の姿に改造している。 アンドルフ軍壊滅後も生き延びており、『コマンド』に登場するアングラー軍はこれが進化して誕生したもの(実際、アングラー皇帝やその幹部達はアンドルフを創造主と呼んでいる)。アンドルフのDNAが組み込まれており、その知性と凶暴性を発揮したとフォックスは推測している。 浄化装置 『コマンド』に登場。アンドルフがベノムをコーネリアのような自然豊かな惑星に変えようと開発した装置で、ベノムの海中に投下し、起動することで硝酸の海水を浄化・無害化することが可能。そのため、ベノムの海中に拠点を構える事で敵の侵攻を防いでいるアングラー軍はこの存在を恐れていた。 アンドルフが生前にタイタニアに隠し、亡霊となった後もバイオウェポンと共にこの装置を守っている。メカニックとして優秀なスリッピーにも仕組みがよくわからないと言われたが、戦闘機すら数分で溶かしてしまうほどのベノムの海を完全に浄化させた。
※この「アンドルフが手がけた主な研究開発」の解説は、「アンドルフ」の解説の一部です。
「アンドルフが手がけた主な研究開発」を含む「アンドルフ」の記事については、「アンドルフ」の概要を参照ください。
- アンドルフが手がけた主な研究開発のページへのリンク