アルミニウムPowerBook G4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 13:21 UTC 版)
「PowerBook G4」の記事における「アルミニウムPowerBook G4」の解説
2003年1月7日 - PowerBook G4 (17"-1GHz, Hammerhead), PowerBook G4 (12.1" - 867MHz, Thresher)が発表されるMacBook Proへと続く平面的なデザインのアルミニウム製ボディを採用(略称「Al」)。以降のAl全モデルでBluetoothを内蔵し、Apple Wireless Mouse等の利用が可能。以降のPowerBookではMac OS 9はClassic環境としてのみ利用可能となる(単独起動不可)。17インチモデルには12インチモデルではオプションのAirMac Extremeを標準装備。Gigabit Ethernet、PCカードスロット、USB1.1x2、FW400およびFW800、そして世界初のバックライトキーボードを備える。12インチモデルは当時Appleのポータブル製品をしては最小の2.09kgで登場。Ethernetは100BaseTXまでで、拡張性はPCカードスロットを持たず、USB1.1x2とFireWire 400を装備していた。PowerBook 2400c以来のパワーユーザ向けの可搬性の高いモデルであったが、iBookとの機能的な違いはデュアルディスプレイおよびクラムシェルモード程度であった。 9月16日 - PowerBook G4 (17"-1.33GHz), PowerBook G4 (15"-FireWire 800), PowerBook G4 (12.1"-DVI) が発表されるUSBが全機種2.0に。このときから15インチモデルもAlとなり、上位機種のみバックライトキーボード装備。12インチモデルはビデオ出力がmini-DVIになる。 2004年4月19日 - PowerBook G4 (17"-1.5GHz), PowerBook G4 (15"-1.33/1.5GHz), PowerBook G4 (12.1"-1.33GHz) が発表されるすべての機種にAirMac Extremeが標準装備となった。 2005年1月31日 - PowerBook G4 (17"-1.67GHz), PowerBook G4 (15"-1.5/1.67GHz), PowerBook G4 (12.1"-1.5GHz) が発表されるハードディスクに緊急モーションセンサーが搭載される。Bluetoothは2.0+EDRに。15インチモデルも全機種バックライトキーボードとなる。12インチモデルはこのモデルが最終モデルである。 10月19日 - PowerBook G4 (17"-Double Layer Super Drive), PowerBook G4 (15"-Double Layer Super Drive) が発表されるDDR2メモリ (PC2-4200) を採用し、CPUは省電力化を計った1.67GHzを採用。より明るく解像度の高い液晶ディスプレイ、1,680×1,050ピクセル(17インチモデル)、1,440×960ピクセル(15インチモデル)、ATI Mobility Radeon 9700, Dual Link DVI, Double Layer(2層記録)SuperDrive等を採用。12インチモデルはSuper Drive搭載モデルのみとなる(Double Layerではない)。
※この「アルミニウムPowerBook G4」の解説は、「PowerBook G4」の解説の一部です。
「アルミニウムPowerBook G4」を含む「PowerBook G4」の記事については、「PowerBook G4」の概要を参照ください。
- アルミニウムPowerBook G4のページへのリンク