アラバマ (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アラバマ (原子力潜水艦)の意味・解説 

アラバマ (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 09:21 UTC 版)

艦歴
発注 1978年2月27日
起工 1980年10月14日
進水 1984年5月19日
就役 1985年5月25日
その後 就役中
母港 ワシントン州バンゴール
性能諸元
排水量 水上:16,765 トン
水中:18,750 トン
全長 170.69 m(560 ft)
全幅 12.8 m(42 ft)
喫水 11.5 m(38 ft)
最大速 20ノット以上(37+ km/h)
潜行深度
機関 S8G reactor 1基
乗員 士官13名、兵員140名
兵装 21インチ魚雷発射管4門
Mk-48魚雷
トライデント II弾道ミサイル24発
モットー Audemus Jura Nostra Defendere
("We dare defend our rights")

アラバマUSS Alabama, SSBN-731)は、アメリカ海軍オハイオ級原子力潜水艦の6番艦。艦名はアラバマ州にちなんで命名された。その名を持つ艦としてはサウスダコタ級戦艦4番艦(BB-60)以来4隻目(米墨戦争南北戦争時に借りた2隻の外輪商船を加えると6隻目となる)。艦のモットーは州の物と同じである。

艦歴

アラバマの建造は1978年2月27日にコネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート社に発注され、1980年10月14日に起工した。1984年5月19日にバーバラ・E・ディキンソン夫人(アラバマ州選出上院議員ウィリアム・L・ディキンソンの妻)によって命名、進水し、1985年5月25日にニューロンドンで就役した。

就役後はフロリダ州沖合で整調巡航を行う。何度かの国内演習および乗組員の交代の後、アラバマはモービルを訪れ、続いてパナマ運河に向かった。その後ワシントン州バンゴールに帰還する。アラバマは5月半ばまでバンゴールから作戦活動に従事し、続いて最初の戦略抑止哨戒に出航する。北西大西洋で活動したアラバマは1986年の7ヶ月間に4回の哨戒を行った。

1988年5月にアラバマはミサイル発射試験に成功する。2発のトライデントミサイルが発射された。9月1日にはアラバマの9回目およびトライデント搭載潜水艦による100回目の戦略抑止哨戒を完了し、バンゴールに停泊した。哨戒完了を祝う記念式典が海軍長官ヘンリー・ギャレット3世の出席により埠頭で行われた。

47回目の戦略抑止哨戒を終えた後に、アラバマは1999年に修理が行われ多くの戦術および生存性の向上と共に現役任務に復帰した。2000年の春にアラバマは50回目の哨戒と、建造15周年を祝った。

アラバマは2007年現在第9潜水艦部隊の1隻であり、ワシントン州バンゴールのキトサップ海軍基地が母港である。

関連項目

外部リンク


「アラバマ (原子力潜水艦)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アラバマ (原子力潜水艦)」の関連用語

アラバマ (原子力潜水艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アラバマ (原子力潜水艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアラバマ (原子力潜水艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS