アナログ放送先行停波までの過程
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「珠洲中継局」の記事における「アナログ放送先行停波までの過程」の解説
珠洲市は、テレビジョン放送の完全デジタル化に於いて、その影響を調べるためのリハーサル事業実施に際し、実施地域に名乗りを挙げ採択された。 2009年5月29日 - デジサポ珠洲開所。 7月24日 - テレビ完全デジタル化2年前。これに関連してNHKが10時台に特番を放送したのに合わせ、10時から11時までの1時間、ブルーバック方式でアナログ放送を一時停止。なお停波の影響を完全に受けた世帯は、デジタル受信やケーブルテレビ加入により、約1千数百世帯ほどであった。 2010年1月22日 - 正午から丸2日(48時間)、NHK2波は2年前リハーサルと同じブルーバック方式でアナログ放送を休止。また民放4社に至っては、アナログ波送信機の電源を落とすことによる完全停波を行う。なおNHKを完全停波としない理由は、災害対策基本法に基づく義務により緊急報道に備えるためであった。この時、NHKの2つのチャンネルでは「ただいまアナログ放送を休止しています。MRO、ITC、KTK、HABは電波を停止しています。地上デジタル放送をご覧ください」と表示されていた。 7月24日 - 珠洲市内の7中継局とともに正午をもって全局のアナログ送信機電源を落とし(砂嵐映像となる)、アナログ放送完全終了。全国における実施より1年前倒しの形となる。またこれに併せ、珠洲市営の多目的ホール「ラポルトすず」で、完全デジタル化を祝う式典「日本全国 地デジカ大作戦〜地上・BS完全デジタル移行まったなし1年前の集い〜」が開かれ、停波の瞬間を見届けた。 8月31日 - デジサポ珠洲閉所(デジサポ石川に事実上統合される)。
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