アトラクションと楽しみ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:04 UTC 版)
「グレート・スモーキー山脈国立公園」の記事における「アトラクションと楽しみ方」の解説
グレート・スモーキー山脈国立公園は、地域における観光客の強い誘引力となっている。2003年、観光客は900万人超、観光客以外の訪問者は1,100万人を記録し、他の国立公園の倍となっている(2006年の観光客数は、9,289,215人)。周辺の町、とりわけテネシー州のギャトリンバーグ、ピジョン・フォージ (Pigeon Forge)、セヴィアーヴィル (Sevierville)、タウンゼンド (Townsend)とノースカロライナ州のチェロキー (Cherokee)、シルヴィア (Sylva)、マギー・ヴァレー (Maggie Valley) 、ブライソン・シティー (Bryson City) は、公園によって多額の観光収入を得ている。 公園内の2つの主なビジター・センターは、ギャトリンバーグ口近くのシュガーランズ (Sugarlands)・ビジター・センターと公園の東口のチェロキーの近くのオコナルフテー (Oconaluftee )・ビジター・センターである。レンジャーが駐在するこれらのビジター・センターでは、野生動物、地質、公園の歴史が展示されている。本、地図、土産物も売っている。 アメリカ国道441号線(公園内では、ニューファウンド・ギャップ・ロード (Newfound Gap Road)として知られている) が、公園の中央を走っており、多くの山道の起点や展望台に自動車で行くことができる。それらのうち最も有名なものは、ニューファウンド・ギャップ (Newfound Gap) である。標高1,539m(5,048フィート)、山脈中最も低い峠であり、テネシー州とノースカロライナ州境の公園の中心に近い場所で、州境の町、ギャトリンバーグとチェロキーの間にある。1940年、ロックフェラー記念碑 (Rockefeller Memorial) から、フランクリン・ルーズベルトが国立公園の除幕式をしたのはここである。晴れた日には、ニューファウンド・ギャップで、公園内で幹線道路でいけるうちで最も壮大な景色がほぼ間違いなく楽しめる。 公園には、数多くの歴史的施設がある。それらの中で最も保存状態が良い(そして最も人気がある)ものは、ケーズ・コーブ (Cades Cove) である。ケーズ・コーブは、丸太小屋、納屋、教会といった数多くの保存状態の良い歴史的建物のある谷である。ケーズ・コーブは、公園内で最も訪れる人が多い場所であり、公園自体が米国で最も来園者が多い国立公園である。ガイドなしで自動車や自転車で公園を訪れる多くの観光客は、古い時代の南部アパラチアの生活を垣間見ることができる。
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