アキギリとは? わかりやすく解説

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あき‐ぎり【秋×桐】

読み方:あきぎり

シソ科多年草山地木陰生え、高さ2050センチ三角形で、基部は矛(ほこ)形。秋、紅紫色の唇形の花をつける。花が黄色のものはキバナアキギリで、同属別種


あき‐ぎり【秋霧】

読み方:あきぎり

秋に立つ

春霞かすみて去(い)にし雁(かり)が音は今ぞ鳴くなる—の上に」〈古今秋上


アキギリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 08:03 UTC 版)

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アキギリ
アキギリ、岐阜県揖斐郡にて、2015年10月
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
: アキギリ属 Salvia
: アキギリ S. glabrescens
学名
Salvia glabrescens (Franch. et Sav.) Makino[1]
シノニム
  • Salvia glabrescens (Franch. et Sav.) Makino f. robusta (Koidz.) Murata[2]
  • Salvia nipponica Miq. var. glabrescens Franch. et Sav.[3]
和名
アキギリ
変種
  • シボリミヤマアキギリ Salvia glabrescens (Franch. et Sav.) Makino var. purpureomaculata (Makino) K.Inoue[4]

アキギリ(秋桐、学名Salvia glabrescens (Franch. et Sav.) Makino[1])は、シソ科アキギリ属分類される多年草の1[5][6]

特徴

の高さは20-50 cm[5][6]対生し、葉柄は長く、三角状ほこ形でキバナアキギリの葉の形に似る[5]。茎と花序には腺毛がない[5]花冠は紅紫色で、内面に広く毛があり、その毛の先が著しく尖って表面がざらつく[6]。花期は8-10月[5][6]

分布と生育環境

山地の木陰に生育するアキギリ

日本固有種本州中部地方から近畿地方にかけて)に分布する[5][6]

山地[5]の木陰に生育する[6]

脚注

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  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “アキギリ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年1月8日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “アキギリ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年1月8日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “アキギリ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年1月8日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “シボリミヤマアキギリ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年1月8日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 林 (2009)、222頁
  6. ^ a b c d e f 佐竹 (1981)、80頁

参考文献

外部リンク



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