アキコ・グレースとは? わかりやすく解説

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アキコ・グレース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 18:28 UTC 版)

アキコ・グレース
Akiko Grace
生誕 1974年(48 - 49歳)[1][2]
出身地 日本神奈川県[1][2]
学歴 東京芸術大学音楽学部卒業
バークリー音楽大学卒業
ジャンル ジャズ
担当楽器 ピアノ
活動期間 1998年 -
レーベル 日本コロムビア
公式サイト https://www.akikograce.com/

アキコ・グレース(Akiko Grace、1974年昭和49年〉[1][2] - )は、日本のジャズピアニスト、作曲家。神奈川県出身[1][2]

略歴

神奈川県生まれ[1][2]。ピアノ教師である母親の影響で3歳よりピアノを弾き始める。10代後半からボストン、ニューヨークを中心にライブ活動をはじめる。神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校を経て[3]東京藝術大学音楽学部楽理科[1][2]バークリー音楽大学ピアノ演奏科[1][2]を卒業。

1998年ジョージ・ガゾーンと共演したのをきっかけにカルテットに参加、ニューヨークを中心にライブ活動を行う。米国アーティスト・ビザを取得後、2000年にニューヨークに居を移す。2001年SAVOY初の日本人アーティストとして日本コロムビアと契約。

2002年、日本コロムビアからSAVOYレーベル初の日本人アーティストとして『フロム・ニューヨーク』でCDデビュー、『マンハッタン・ストーリー』『ニューヨーク・スタイル』とともに「NY三部作」として日本ジャズ界に旋風を巻き起こす。

ニューヨーク、オスロ、東京でレコーディングを重ね、アナログLP盤を含む12枚のリーダー・アルバムをリリース。ゲイリー・ピーコック、ラリー・グレナディア、ロン・カーター、ビル・スチュワート、ヨン・クリステンセン、エディ・ゴメスビル・ラズウェルカート・ローゼンウィンケル等と共演。国内外でコンサート活動を行う。

文化庁主催芸術祭優秀賞(レコード部門) 、ジャズディスク大賞日本ジャズ賞、ミュージックペンクラブ・ベストパフォーマンス賞(国内部門)など受賞多数。国内では映画への楽曲提供のほかアルバム・プロデュースなども手掛ける。現在は、ソロ、デュオ、トリオ等演奏活動のほか、視覚芸術とのコラボレーション、オリジナル・ピアノ曲レコーディング、委嘱作品の作曲などを行なっている。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『フロム・ニューヨーク』 - From New York (2002年) ※with ロン・カーター、ビル・スチュワート
  • 『マンハッタン・ストーリー』 - Manhattan Story (2002年) ※with ラリー・グレナディア、ビル・スチュワート
  • 『ジャズ・ストリート〜ザ・デュオ+』 - The Duo+(WOWOW wave 2) (2002年) ※with 中西俊博藤原清登、赤木りえ、中村善郎川嶋哲郎
  • 『ニューヨーク・スタイル』 - NY Style (2003年) ※with ラリー・グレナディア、ビル・スチュワート
  • 『アナザー・ストーリー・イン・ニューヨーク』 - Another Story in NY (2004年) ※with ロン・カーター、ラリー・グレナディア、ビル・スチュワート
  • 『東京 (TOKYO)』 - Tokyo (2004年) ※with 藤原清登、岩瀬立飛、中西俊博、藤原道山金原千恵子ストリングス
  • 『フロム・オスロ』 - From Oslo (2004年) ※with ヨン・クリステンセン、ラリー・グレナディア
  • 『モメンタム』 - Momentum (2006年) ※with 安ヵ川大樹、小山太郎
  • 『イリューム』 - Illume (2006年) ※with ビル・ラズウェル
  • 『グレースフル・ヴィジョン』 - Graceful Vision (2008年) ※with ラリー・グレナディア、アリ・ホニック
  • 『ピアノリウム』 - Pianorium (2009年)
  • Various Colors~Piano Works (2018年) ※限定盤

脚注

  1. ^ a b c d e f g プロフィール| アキコ・グレース”. 日本コロムビア. 2019年6月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g Profile | Akiko Grace”. エージーオフィスインターナショナル. 2019年6月6日閲覧。
  3. ^ ぐるっと東日本・母校をたずねる:神奈川県立茅ケ崎北陵高/3 自由な演奏に目覚めた日 アキコ・グレースさん /東京”. 毎日新聞. 2023年10月21日閲覧。

参考文献

  • Swing Journal, 2002~2009 スイングジャーナル社
  • Jazz LIfe 2002-2009
  • 日経新聞夕刊コラム(隔月木曜)
  • Yomiuri Weekly 2004.5.2
  • 週刊新潮 2004.3.14
  • 週間朝日 2004.1.30
  • 産経新聞 2004.3.19

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