はてな匿名ダイアリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 02:37 UTC 版)
「はてなのサービス一覧」の記事における「はてな匿名ダイアリー」の解説
その名の通り、はてなのIDを持つ者であれば「はてラボ」にログインする事で、IDを出すことなく匿名で日記が執筆できるサービス。はてなダイアリーと同じく、一般的なHTMLタグや「はてな記法」が使える。ただし匿名といっても、それはあくまで第三者から見た場合の話であって、執筆者には書いた日記の閲覧・加除訂正(これにより、他者からの反響を反映した追記などが可能)が一元的にできる管理ページが与えられる。各ユーザーが執筆した日記は書いた日にち・時刻によって静的URLが形成され(例えば日記が作成されたのが西暦2015年12月8日午後8時30分25秒なら、20151208203025が末尾に付くURLとなる)、はてなブックマークが付けられている場合は被ブックマーク総数も表示される。また、その匿名ダイアリーに対してさらに匿名ダイアリー・またははてなダイアリー内で言及があった場合は、関連コメントがツリー状に表示される。 ユーザー間での略称は「増田(ますだ)」。匿名ダイアリー→anonymous diary:アノニ"マスダ"イアリー→ますだ、という駄洒落が語源とされるが、正確な出典は不明である。100文字までの字数制限があるはてなブックマークでのコメントでは短い語句が好まれる事もあって、匿名ダイアリー・または匿名ダイアリーで言及したユーザーの事自身を「増田」と呼ぶ例が多い。(ただし後者に関しては、匿名ダイアリーサービスそのものと区別する意味でか、「元増田」(もとますだ)とも呼ばれる例が2009年以降では多く見られる) 匿名で執筆できるゆえに、過激な内容や内部告発・「釣り」が目的と思われるエントリーも多く、はてなコミュニティでしばしば話題になる。はてラボサービスの中では、もっとも利用が盛んである。匿名であっても、投稿者が特定されているケースもある。 ツリーとして表示される際、ダイアリーを削除してもツリーには表示が残るため、そのシステムを悪用する者もいる。一般ユーザが投稿すると即座に「迷惑投稿」とされて削除されるような内容は、特定のユーザが投稿してもそのまま残る。記事存続判定は恣意的である。
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