はたあおば【ハタアオバ】(飼料作物)
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登録番号 | 第13776号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | はたあおば よみ:ハタアオバ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢萩久嗣、深沢芳隆、上山泰史、津田公男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ウヅキアオバ」と出願者所有の6育成系統を育種母材として育成されたものであり、稈長、茎の太さ及び耐寒性が中で耐倒伏性がかなり強の家畜飼料向きの早生品種である。草型は直立、初期草丈はやや高、春期草丈はかなり高である。稈長及び茎の太さは中、葉身長はかなり短、葉幅はやや狭である。穂長は短、穂数はやや少、小穂数やや多、 1000粒重はやや重、芒の有無と長さは短である。耐寒性は中、耐雪性はかなり不良、生育期間はやや短、出穂期は早生、春播性は中、再生はやや不良、耐倒伏性はかなり強、冠さび病抵抗性は中である。「ニオウダチ」と比較して、耐雪性が弱いこと、冠さび病抵抗性が強いこと等で、「ワセアオバ」と比較して、耐雪性が弱いこと、耐倒伏性が強いこと、冠さび病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に茨城県畜産試験場(現茨城県畜産センター、新治郡八郷町)において、「ウヅキアオバ」の外出願者所有の6育成系統の200個体を母材とし、集団選抜と母系選抜を繰り返し、最終選抜した多交配母材25系統から選定した1系統と放任受粉系統36系統から選定した1系統の種子を等量混合して育成した品種である。11年から系統適応性試験及び特性検定試験を行い、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ワセコンゴウ」であった。 |
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