はくさい中間母本農7号【ハクサイチュウカンボホンノウ7ゴウ】(野菜)
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登録番号 | 第12288号 |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | はくさい | |
登録品種の名称及びその読み | はくさい中間母本農7号 よみ:ハクサイチュウカンボホンノウ7ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、株式会社アサヒ農園 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1、愛知県中島郡祖父江町大字祖父江字高熊124番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 釘貫靖久、吉川宏昭、由比進、飛騨健一、西畑秀次、塚崎光、中村幸司、鈴木徹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Homei」及び日本型ハクサイ6品種を育種素材として育成されたものであり、草姿は中、球高はやや大、球重は小で高再分化能を有する中間母本品種である。草姿は中、子葉の大きさはやや小、はい軸の色は淡緑、色素は無である。葉形はやや長、葉先の形はやや平、葉の大きさは中、色はやや淡緑、色素は無、光沢は中、毛じは目立たない、葉縁の波うちはやや少、切れ込みは浅、葉面の凹凸は少である。結球性は結球、結球葉数は少、形はⅤ型、球高はやや大、球径及び球重は小、かぶり及び中肋の長さは中、中肋の幅はやや細、球内の着色程度はやや濃、芯頂部の形はⅤ型、球のしまりは中、在ほ性はやや長、早晩性はやや晩である。「無双」及び「野崎2号」と比較して、球高が大きいこと、球のしまりがゆるいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に野菜・茶業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、三重県安芸郡安濃町)において、台湾から導入した高再分化能の「Homei」に「野崎2号」を交配し、小胞子培養を行い高再分化系統を選抜、さらに、日本型ハクサイ品種と選抜系統の交配、小胞子培養・高再分化系統の選抜を5回繰り返し、11年から特性の調査を行い、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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