結球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:41 UTC 版)
キャベツに限らず結球する野菜は、葉の成長ホルモン(オーキシン)が裏側に偏ることで、その形態をとる。 一般に流通しているグリーンキャベツの場合、外葉が18 - 21枚になってから結球が開始し、葉序に従い螺旋状に茎頂を包む。結球時、茎はほとんど伸長せず、短縮茎となる。 断面を見ると、中心に近い葉ほど内側を向いている。これは外側が先に育ち、内側はその後から出葉して次第に混んでくるためである。消費者が店頭でキャベツを選ぶ際に、大きさではなく重さで選ぶことが多いのは、こうした理由による。
※この「結球」の解説は、「キャベツ」の解説の一部です。
「結球」を含む「キャベツ」の記事については、「キャベツ」の概要を参照ください。
「結球」の例文・使い方・用例・文例
- キャベツは見事に結球してきた.
- 結球したキャベツ
- 赤紫の葉がぎっしりつまった結球
- 白い未熟の花がぎっしりつまった結球
- 締まっていない結球に比較的柔らかい葉をつけたレタス
- 堅い結球にぱりぱりのぎっしりつまったうす緑色の葉をもつレタス
- 好評を博した赤い葉の球形の結球をもつチコリの異種
- 短く太い茎の頂部に食用になる通常緑の葉が大きく結球する栽培種のキャベツの総称
- 赤紫の葉が結球したキャベツ
- 小型のキャベツに似た、食用になる小さな緑の結球になる太い茎が目的で栽培される植物
- 結球しないカールしたざらざらの葉を持つ耐寒性のキャベツ
- 密なロゼットに配置された葉が生長すると密集して結球するのが特徴
- カリフラワーの結球
品詞の分類
- >> 「結球」を含む用語の索引
- 結球のページへのリンク