ニオウダチ【ニオウダチ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7446号 |
登録年月日 | 1999年 9月 21日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | ニオウダチ よみ:ニオウダチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松浦正宏、鈴木信治、杉信賢一、奥村健治、雑賀優、春日重光、中嶋紘一、高井智之、小松敏憲、蝦名真澄、門馬栄秀 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ワセアオバ」より選抜して育成された固定品種であり,春期草丈がかなり高く,耐倒伏性がかなり強いサイレージ及び乾草向きの早生品種である。草型は直立,初期草丈は中,春期草丈はかなり高である。稈長及び茎の太さは中,茎数はかなり少,葉身長はかなり短,葉幅はやや狭である。穂長は短,穂数はやや少,小穂数はやや多,1000粒重はやや重,芒の有無と長さは短である。耐寒性は中,耐雪性はやや不良,生育期間はやや短,出穂期は早生,春播性はやや低,再生はやや不良,耐倒伏性はかなり強,冠さび病抵抗性は弱である。「ワセアオバ」と比較して,春期草丈が低いこと,耐倒伏性が強いこと等で,「タチワセ」と比較して,茎数が少ないこと,耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和54年に草地試験場(栃木県那須郡西那須野町)において,「ワセアオバ」の集団から選抜したものを放任受粉により個体別に採種,その後,母系選抜と集団選抜を行って,最終的に選抜した個体を放任受粉により個体別に採種した種子を等量混合して育成した固定品種である。平成3年から系統適応性検定及び特性検定等の試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「那系31号」であった。 |
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