でんりほうしゃせんとは? わかりやすく解説

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でんり‐ほうしゃせん〔‐ハウシヤセン〕【電離放射線】

読み方:でんりほうしゃせん

原子分子電離する作用をもつ放射線総称高速荷電粒子α線電子線)や高速中性子などの粒子線短波長で高いエネルギーをもつ紫外線X線γ線を指す。人間を含む生物体に有害な影響与えるため、医療産業分野放射線関わる業務において、さまざまな法的規制設けられている。→非電離放射線


電離放射線

読み方:でんりほうしゃせん
英語表記ionizing radiation

電離作用をもつ全ての放射線のこと。
物質との作用で、直接あるいは間接に物質イオン化電離作用)する能力のことを電離という。この電離能力有する放射線総称
電子陽子α粒子などの荷電粒子は、直接一次)電離放射線(directly ionizing radiation)といい、γ線電磁波)、X線中性子の非荷電粒子は、間接(二次)電離放射線(indirectly ionizing radiation) という。
ただし、紫外線電離作用を持つが、空気中を伝わる力が弱いので、普通電放射線いわない

電離放射線

【仮名】でんりほうしゃせん
原文ionizing radiation

x線装置放射性物質から放出されたり、宇宙から大気内に入ってくる光線から発生したりする放射線一種大量に照射される場合、電離放射線は細胞内での化学物質活性増大させるため、がんを含む健康リスクにつながる可能性がある。



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