高山祭の屋台行事
名称: | 高山祭の屋台行事 |
ふりがな: | たかやままつりのやたいぎょうじ |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | 日枝神社氏子山王祭保存会,八幡神社氏子八幡祭保存会 |
指定年月日: | 1979.02.03(昭和54.02.03) |
都道府県(列記): | 岐阜県 |
市区町村(列記): | 高山市 |
代表都道府県: | 岐阜県 |
備考: | 4月14・15日、10月9・10日 |
解説文: | 高山祭は春四月十四日・十五日の日枝神社の山王祭と、十月九日・十日の八幡神社の八幡祭の総称である。町を南北に二分して春秋に行なわれる十数基ずつの華麗な屋台の練行列は、わが国有数の山車祭として知られている。 春の山王祭は、十四日の試楽祭と、十五日の本楽祭とからなる。試楽祭には神輿を中心にした屋台の行列(四月一日に屋台の曳順の抽せんを行なう)によって町々を練り歩き、鶏頭楽【けいとうがく】や獅子舞などがこれに伴って行なわれる。その夜は屋台にちょうちんを灯し、各屋台蔵への曳き別れを行なう。十五日の本楽祭では、再び屋台の曳行があり、神輿還御とともに屋台の曳き払いとなる。 秋の八幡祭においては、八日の屋台曳き順の抽選につづいて九日の例大祭に屋台の巡行があり、夜、曳き別れを行なう。十日の御神幸には、屋台の曳行とそれに伴う鶏頭楽、獅子舞などが行なわれ、夕刻曳き払いとなる。 山王祭の屋台十二基と八幡祭の屋台十一基は、江戸時代後期に発達した祭屋台の典型としてすでに国の重要有形民俗文化財に指定されているが、年行事と呼ばれる役の指揮による華やかな屋台の曳行と屋台で上演されるからくり人形や囃子などの諸行事は屋台を用いた祭礼行事の代表的なものの一つとして重要である。 |
風俗習慣のほかの用語一覧
祭礼(信仰): | 長浜曳山祭の曳山行事 青柏祭の曳山行事 青森のねぶた 高山祭の屋台行事 高岡御車山祭の御車山行事 魚津のタテモン行事 鳥出神社の鯨船行事 |
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