その他の能力・特技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:40 UTC 版)
「パタリロ・ド・マリネール8世」の記事における「その他の能力・特技」の解説
時間跳躍(タイムワープ)や時間停止などの超能力を備える(ダイヤ鉱山での発破に巻き込まれた際、身に着けた。時間停止はタイムワープをマスターした後に応用として開発し身に着けたもの)。ただしこの効果は「時間のみの移動」と「時間と場所の移動」の2パターンが描写されている。タイムワープの能力は初期のエピソードで頻繁に使われていたが、能力をテログループに利用される事件(『時間よ止まれ』31巻、作品番号132)が起こってからはこの能力をほとんど使わなくなった。初期の頃は爆発や衝突などの衝撃や振動を受けるなどして意図せずタイムワープしてしまったり、行き着く時代も任意に選べないなどコントロールが利かなかったが、後に克服し完全に使いこなせるようになった。また、同じく当初は「自分自身と自分に触れているもの」が対象であり自分自身を除外してタイムワープを行う事は出来なかったが、『90年』(86巻、作品番号476)以降では自分以外のものだけを飛ばしたり戻ってこさせたりという事が可能になっている。また、パタリロ一族にはタイムワープできる素質があるらしく、8世が先祖の7世と子孫の10世を、タイムワープをマスターしなければ死ぬという極限状態にし、無理矢理タイムワープを習得させている(二人は十数時間で当時の8世と同じく完全な技能で体得)。また、7世と10世は劇場版『スターダスト計画』にて、8世の呼び掛けに応じてそれぞれの住む時代から救援に駆け付けている。 能力なのか性格なのか判じかねるところであるが、パタリロは「ごっこ遊び」に他者を強引に巻き込ませる秘境異次元ごっこを敢行することができる。これに巻き込まれた相手もなぜかごっこ遊びにつきあってしまい、その結果物語の筋が完膚なきまでに脱線することになる。 本人には自覚がないが陶芸に関して天才的な才能を持っており、人間国宝の地位をあやうくさせたことがある。 生涯に3度脱皮するらしい。最初の脱皮の際には剥がれかけてゆるゆるになった外皮のせいで容姿が絶世の美少年に見えた。
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