しきがまえとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > しきがまえの意味・解説 

弋部

(しきがまえ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 16:01 UTC 版)

𢍺
康熙字典 214 部首
廾部 弋部 弓部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

弋部(よくぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では56番目に置かれる(3画の27番目)。

概要

弋部には「弋」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「弋」字は土を掘る杙の形を象る象形文字である[1][2][3][4]。「弋」を意符として杙に関する字が作られることがあるが、多くはない。説文解字では弋部は存在せず、「弋」は𠂆部に属していた。弋部には「弑」のように字源的に「弋」とは関係がなく、他の部に分類できなかったものも収められている。

部首の通称

  • 日本:しきがまえ(「式」字のから)・いぐるみ・よく
  • 韓国:주살익부(jusalikbu、いぐるみの弋部)
  • 英米:Radical shoot

部首字

例字

  • 弋・𢍺(→貳:貝部)・・弑・𢎒𢎕𢎖

脚注

  1. ^ 裘錫圭 (1980). "釈"柲"". 古文字研究. 3: 7–31.
  2. ^ 張世超; 孫凌安; 金国泰; 馬如森 (1996), 金文形義通解, 京都: 中文出版社, pp. 2914–7 
  3. ^ 季旭昇 (2014), 説文新証, 台北: 芸文印書館, pp. 857–8, ISBN 978-957-520-168-5 
  4. ^ 林志強等 (2017), 《文源》評注, 北京: 中国社会科学出版社, p. 66, ISBN 978-7-5203-0419-1 

しきがまえ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:18 UTC 版)

名詞

しきがまええ】

  1. 漢字部首「⼷」が構えであるときの呼称


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「しきがまえ」の関連用語

しきがまえのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



しきがまえのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの弋部 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのしきがまえ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS