さつきあめとは? わかりやすく解説

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五月雨

読み方:さみだれ・さつきあめ

五月雨(さみだれ)は旧暦陰暦)の5月頃に降る長雨のことであり、おおむね梅雨」の別名。陰暦五月今日用いられている新暦陽暦)の6月前後5月下旬から7月上旬あたり)に相当する転じて物事少しずつ断続的に行うさまが「五月雨(式)」のように表現される

五月雨の「さみだれ」とよむ難読字であるが、この「さみだれ」は「さつき(皐)の水垂れ」に由来すると言われている。なお五月雨は「さつきあめ」とも読める。「さみだれ」も「さつきあめ」も正し読み方みなされている。

ちなみに「五月雨」は夏の季語である。

「五月雨」は、物事一気行い終えるのではなく断続的にだらだらと)繰り替えようなさまを指す表現でもある。労組労働組合)が長期間わたって行う交渉闘争は「五月雨戦術」や「五月雨スト」などと呼ばれるビジネスシーンでは、電子メールなどで連絡する際、一度要件伝えきれず何度も追伸送ってしまうような状況を「五月雨式」といい、送信する側が「五月雨式ですみません」と断りを入れることが半ば定番作法となっている。

さつき‐あめ【五月雨】

読み方:さつきあめ

さみだれ」に同じ。《 夏》

「五月雨」に似た言葉

五月雨

作者松井締子

収載図書日本プロレタリア文学23 婦人作家集 3
出版社新日本出版社
刊行年月1987.11


五月雨

作者北田玲一郎

収載図書小説 司法書士
出版社日本評論社
刊行年月1988.4


五月雨

作者樋口一葉

収載図書全集 樋口一葉 1 小説編 1 新装復刻版
出版社小学館
刊行年月1996.11

収載図書愛蔵版 ザ・一葉樋口一葉全作品日記全一
出版社第三書館
刊行年月2002.11
シリーズ名第三書館ザ・作家シリーズ

収載図書武蔵野 復刻版
出版社雄松堂出版
刊行年月2004.9

収載図書一葉小説
出版社新風舎
刊行年月2005.5


五月雨

作者浅井和昭

収載図書あやとり
出版社新風舎
刊行年月2006.9


五月雨

作者桜庭一樹

収載図書短篇ベストコレクション現代小説 2008
出版社徳間書店
刊行年月2008.6
シリーズ名徳間文庫




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