かつらぎKE-106号【カツラギKEー106ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第13737号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | エリンギ | |
登録品種の名称及びその読み | かつらぎKE-106号 よみ:カツラギKEー106ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社かつらぎ産業 | |
品種登録者の住所 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町丁ノ町2244番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 久保貴弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配して育成されたもので、菌さんが平形、大きさはやや小、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。菌糸密度はやや密、菌叢表面の色は白色、菌糸生長最適温度は高である。菌さんの形は平形、紋様は筋状、表面の突起は無、大きさはやや小、中心部の色は灰黄色、厚さはやや薄、肉質は硬である。子実層たくの菌柄への付き方は中、幅は狭、色は淡灰黄色である。菌柄の形は太長、長さはやや長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率はやや小、太さは太、色は黄白色、肉質は硬である。子実体の発生型は単生、有効茎数は少、発生最盛期までの期間及び菌かき後発生までの期間はやや長、生育最適温度はやや低、収量性は中である。「PENO1」と比較して、菌さん及び菌柄の肉質が硬いこと等で、「PEH65」と比較して、菌柄が太いこと、菌さん及び菌柄の肉質が硬いこと等で区別性が認められる。なお、「PENO1」及び「PEH65」との対峙培養において嫌触反応を示す。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成13年に出願者の施設(和歌山県伊都郡かつらぎ町)において、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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