『球界に直言!』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 08:49 UTC 版)
物議を醸す江尻の記事ではあるが、一般的な話題について論述を行うこともある。 2006年9月4日から『夕刊フジBLOG』でコラム『球界に直言!』という連載を開始、週一回のペースで更新していた(2009年3月末の夕刊フジブログ更新終了に伴い、2009年3月27日投稿分を最後に連載を終了)。この中で江尻は数々の球界を良くする方法論や記者ならではの裏話などを展開。夕刊フジの記事同様清原や落合(選手時代、監督就任後両方)、古田をプロ野球を低迷させた人物として痛烈に批判している。また、長船騏郎や山本英一郎をアマチュア野球界のドンと非難し、彼等の退任(長船は2007年、山本は2006年に死去)によりアマチュア野球界とプロ野球界の雪解けが進むとしている。 球界再編問題に関してはプレーオフ制度に関しては一貫して否定的である。一方で、1リーグ制に賛成するなど、渡邉恒雄の信奉者である。近鉄とオリックスの合併も予測していた。また渡邉はプレーオフ制に最後まで強硬に反対していた一人である。巨人のスクープは、スポーツニッポン(スポニチ)などと同様の、「FA資格を持った選手(そのクラスは問わない)や契約の微妙なメジャーリーガーを巨人が獲得する」といった記事が多い。 また、2006年夏には中日ドラゴンズの次期二軍監督に辻発彦を起用という記事を掲載、実際に辻は同年秋に二軍監督に就任する(これは王と親交のある森祇晶や須藤豊=夕刊フジ評論家などとのパイプによるものである)など、東スポ記者時代からスクープ記事がある。
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