『東潜夫論』とは? わかりやすく解説

『東潜夫論』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 15:41 UTC 版)

帆足万里」の記事における「『東潜夫論』」の解説

幕末時代に、萬里社会経済国防改革論じた書が三巻からなる『東潜夫論』である。その内容は、王室覇府諸侯の三項で構成されている。 王室第一では、朝廷文教礼楽主導して文教では儒学をはじめ蘭学仏教学国学振興努めることを主張している。 覇府第二は、幕府政刑担当し強力な中央集権制確立するために譜代大名配置貢租制、貨幣制度都市計画学制寺院対策外国貿易蝦夷樺太開拓など、諸改革および新政採用と、積極的な外国侵略防備策を主張している。侵略防備策として、西力東漸備え洋式大艦建造大砲・鉄砲充実訓練大名城郭石造南北国境大名封じ防御体制充実すべきことを説いている。 諸侯第三では、不正と賄賂横行により乱れた藩政刷新を行う必要があること、さらには武士土着江戸留守居大坂蔵屋敷もの留守居廃止などを勧告している。

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