『大魔神』、『妖怪大戦争』関連とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 『大魔神』、『妖怪大戦争』関連の意味・解説 

『大魔神』、『妖怪大戦争』関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 18:29 UTC 版)

橋本力 (野球)」の記事における「『大魔神』、『妖怪大戦争』関連」の解説

大魔神』で大魔神役を務めたが、シリーズ監督務めた安田公義森一生特撮監督黒田義之らも野球ファンだったことが、この配役影響したではないか語っている。ちょうどこの作品前にテレビ時代劇風雲児半次郎』(東京12チャンネル)に出演していて、「安田監督にはこのとき気に入られたんでしょう。なにしろぬいぐるみには体力がいるし、大魔神には目の強さ要求されいましたからね」と述べている。 『大魔神』では、会社から「お前、京都主役やるんだ」と言われ、「主役と言えばありがたいが、勝新太郎市川雷蔵差し置いてやる役と何だろう」と、半信半疑京都赴いたという。「行った確かに主役でした」と笑っている。 大魔神ぬいぐるみは高さ2m50cm、重さ5.6kgあり、京都の暑い土地柄苦労連続だったという。また、大魔神橋本の目を被り物からのぞかせたものだが、これは黒田義之特撮監督の「作り物の目では迫力出せない」との考えよる。このため神様なので瞬きしないでほしい」と言われ、「イモコの粉)」の舞う撮影現場でも絶対瞬きしなかった。本人はかなりつらかったと語っているが、力を込め意地でも目をむいてこれを演じたという。結果充血しギラギラとした目の演技内外で大評判となった。「怪我の功名だね、目の効果っていうのは」と述べている。おかげで目が荒れてしまい、お茶洗ってケアしたという。 大魔神の顔は青緑色なので、橋本の目の周りもこれに合わせて色を塗っていた。「ぬいぐるみ着ている時はいいんだけど、脱いで休んでいるときはみたいなになった」といい、三隅研次監督からは「タヌキおっちゃん、ミドリダヌキ」と呼ばれたという。 2・3作目の『大魔神怒る』、『大魔神逆襲』では水中での演技があるが、魔神被り物顔面密着しているため仕掛けをする余地がなく、酸素ボンベなしでこれを演じている。ぬいぐるみ衣装着けスーツアクターとしては、危険も多く戸惑いもあったが、二作目の『大魔神怒る』からコツがつかめてきて、その後『妖怪大戦争』での妖怪ダイモン」役では、自らアイディアを出すなどして非常に楽しんで演じたという。ダイモン役に橋本抜擢したのは黒田義之で、大魔神での目の迫力買われ、たっての指名受けて起用だった。「これはもう職人仕事で、ギャラなんてあんまり関係ない俺たちはこれ作って満足だ、みたいな感じでやってました」と語っている。

※この「『大魔神』、『妖怪大戦争』関連」の解説は、「橋本力 (野球)」の解説の一部です。
「『大魔神』、『妖怪大戦争』関連」を含む「橋本力 (野球)」の記事については、「橋本力 (野球)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『大魔神』、『妖怪大戦争』関連」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『大魔神』、『妖怪大戦争』関連」の関連用語

『大魔神』、『妖怪大戦争』関連のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『大魔神』、『妖怪大戦争』関連のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの橋本力 (野球) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS