『天』での赤木しげる(壮年・中年期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 19:08 UTC 版)
「赤木しげる」の記事における「『天』での赤木しげる(壮年・中年期)」の解説
何の後ろ盾もなくただ己の能力のみを頼りに生きてきた伝説の博徒。 3年ほど裏社会の頂点に君臨していたが、立場や名声が自分を束縛するという主義のため、早い段階で引退した。「神域の男」「鬼神」「百年に一人の天才」「転ばずの赤木」といわれ、数えきれないほどの伝説をもつ。勝負事において無敵といえるが、全盛期と比べるとその運気にわずかに翳りがみられる場面もあった。華のある打ち筋が、だんな衆(極道ではない一般の博打愛好家)に人気があったという。 青年期までと同様、勝負事に対するどこまでも真摯な姿勢、何よりも真剣勝負を好む信条は一貫して変わっていない。しかし、少年・青年期に見られた狂気を孕むかのような鋭く尖った性格はやや和らぎ、深夜に料理人にふぐ刺しを無理やり作らせて一口しか食べない、鷲尾・金光を引き連れてハワイ旅行をし現地でゴルフ三昧に興じるなどの、コミカルな描写も見られるようになっている。また、ひろゆきに先達として多くのアドバイスを送ったり、自らが死の淵にありながら、死の恐怖に怯える銀次を優しく諭すなど、口数の多くなかった少年・青年期に比べ雄弁にもなった。
※この「『天』での赤木しげる(壮年・中年期)」の解説は、「赤木しげる」の解説の一部です。
「『天』での赤木しげる(壮年・中年期)」を含む「赤木しげる」の記事については、「赤木しげる」の概要を参照ください。
- 『天』での赤木しげるのページへのリンク