『ゴジラ対メカゴジラ』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 12:26 UTC 版)
「ゴジラ (2代目)」の記事における「『ゴジラ対メカゴジラ』」の解説
出現地点は東京・コンビナート地帯→絶海の孤島→沖縄→太平洋。 東京湾のコンビナート地帯で暴れるにせゴジラ(自分に化けたメカゴジラ)の前に闘争本能によって倉庫を砕いて突如出現し、放射熱線を浴びせて正体を暴くが、激闘のすえに痛み分けとなる。岩礁で傷を癒しながら強烈な落雷を受けて電磁石のように磁力をまとった帯電体質となった状態で沖縄玉泉洞奥にあったメカゴジラの基地に上陸し、キングシーサーとともにメカゴジラと再戦した際には体内の電気による磁力と怪力でメカゴジラを吸い寄せ、強引に頭部を破壊して倒す。 殺陣は西部劇を意識している。磁力の設定について中野は、メカゴジラは鉄そのものではないが金属製であることをわかりやすく表現したとしている。また、中野はゴジラが流血しながらも攻撃に耐えている姿を描くことで、メカゴジラの最後の爆発を印象的にしたかったと述べているが、撮影では煙の量が多すぎてしまい、数度撮り直しになったという。 バリヤーに触れたゴジラの手が煙を吹くシーンには四塩化チタンを用いている。この際に、液状の四塩化チタンがメカゴジラにもかかってしまい、合成で目立たないもののメカゴジラ側からも煙が出てしまっている。 磁力を得たゴジラの背後が火花に包まれるシーンでは、フライヤーと呼ばれる発光する火薬を用いている。
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