『ウルトラマンメビウス』に登場するサドラ
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『ウルトラマンメビウス』第5話「逆転のシュート」、第8話「戦慄の捕食者」に登場。 『帰マン』に登場したサドラの別個体で、CREW GUYSのドキュメントMATにデータが記録されている。ボガールに復活させられた後、体表から揮発性の分泌液を出し、強力なジャミング効果を持つ磁気を帯びた霧の電磁セクリションフォッグを発生させる。また、霧吹山に入り込んだハイカーの家族を、伸縮できる腕の先にあるハサミの重層ベローズピンチで襲い、全員まとめて捕食する。この個体をはじめ、『メビウス』に登場する個体は両耳にサメのロレンチーニ器官と同じような生体電流感知器官を持っており、それによって霧の中でも正確に相手を認識できる。 霧吹山でGUYSと交戦した1体目はその直後にボガールに捕食されたが(カザマ・マリナは断末魔の声を聞いている)、それは第6話の記録映像の分析で判明。2体目が都市部に出現してアベックや女子高生たちを次々と捕食し、霧をまといながらの攻撃でGUYSやウルトラマンメビウスを翻弄するが、ガンローダーにベンチレーション・ボルテクサーで霧を吹き飛ばされたところをメビウスにメビュームシュートで倒される。しかし、さらに3体目と4体目が出現して消耗したメビウスに襲いかかろうとしたところ、突如現れたハンターナイト ツルギにそれぞれナイトシュートの一撃で倒される。 第8話では5体目が山中に出現してボガールに捕食されるが、画面に映るのは腕の部分のみである。 スーツアクター:末永博志 造型は品田冬樹が担当。体形は初代のそれから曲がった首の先に頭があるものにアレンジされたうえ、体表から分泌液を出すという設定に基づき、身体の蛇腹の感覚が広めにとられている。伸びた状態の腕も別に1本作られている。スーツは足が短く動きにくいが、第5話監督の髙野敏幸はそれを逆手に取り、電磁セクリションフォッグや重層ベローズピンチなどの設定を上手く活かすことができたと述べている。
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