「雑記帳」とは? わかりやすく解説

「雑記帳」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 05:13 UTC 版)

松本竣介」の記事における「「雑記帳」」の解説

生命藝術」の編集をやめ、1936年10月雑誌「雑記帳」を自分編集して創刊する資金は、彬の助力まかなわれた。初版5千部で始めたがほとんど売れず初版3千部まで縮小させる資金的に維持できなくなり、「雑記帳」は1937年12月号、通巻14号終了した。「雑記帳」には、無名文人・画家ばかりでなく、現在でも著名な者も多数寄稿した文人では、亀井勝一郎佐藤春夫瀧口修造萩原朔太郎室生犀星三好達治保田與重郎ら、画家では、池袋モンパルナスグループの他には、里見勝蔵東郷青児藤田嗣治安井曾太郎らが寄稿したり、絵を寄せている。一方1937年4月には第1子誕生したが、早産だったため翌日亡くなった1939年初め故郷の人などの好意後援会ができ、絵を売るための画会ができた。東郷青児北川民次推薦文書いてくれたが、絵はあまり売れなかった。代わりに故郷友人達世話してくれた、グラフ雑誌カット仕事や、美容院喫茶店カフェー壁画仕事生計立てた1939年7月長男(かん)が生まれた1940年夏、二科展特待を受ける。同年10月、初の個展開いた(銀座日動画廊3日間)。この個展には、「夕方」(1939年11月油彩・板、53.2×72.9cm、個人)、「風景」(1940年3月油彩キャンヴァス、50.0×73.0cm、岩手県立美術館)、「青の風景」(1940年油彩・キャンヴァスボード、23.5×33.0cm、大川美術館)、「落合風景」、「お濠端」(1940年7月油彩キャンヴァス、65.0×90.0cm、横須賀美術館)、「黒い花」など30点を出品した

※この「「雑記帳」」の解説は、「松本竣介」の解説の一部です。
「「雑記帳」」を含む「松本竣介」の記事については、「松本竣介」の概要を参照ください。

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