「日本沈没」についてとは? わかりやすく解説

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「日本沈没」について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 23:11 UTC 版)

小松左京」の記事における「「日本沈没」について」の解説

最大ベストセラーになったのは1973年光文社から刊行され『日本沈没』で、社会現象とまでなった。刊行前は「長すぎて売れない」と出版社側から言われていたが、3月発売すると驚くほどの売れ行き示し、その年末までに上下巻累計340部が刊行された。福田赳夫当時首相だった田中角栄も、この本を読んだという。 最初タイトルは『日本滅亡』にするつもりだったが編集者が『沈没』を提案した1964年世に現れ電卓であるが、小松はこれをすぐに導入し使いまくって」、『日本沈没』書いた、という。2011年7月29日毎日新聞余録」には13万円電卓、とあり、同年11月24日NHK『クローズアップ現代』では、小松電卓としてキヤノンのキヤノーラ1200126千円)が紹介された。別モデル思われる話もあり、安田寿明によれば37万円ほどの標準品を買い「目の玉が飛び出るほど高かったが、あれを使いまくったおかげで『日本沈没』書けた」と小松語ったという。また、1979年発売された初の国産ワープロである東芝JW-10630万円)も、いち早く一号機を小松左京事務所使用していたが、その後携帯できないことなどを理由手書き戻っている。 『日本沈没』は「第一部完」として発売され第二部は「世界流浪した日本人たちの運命」を描く予定であったが、「日本人としての固有性を守るべきか、「国土失った民族としてコスモポリタニズム貢献」すべきか小松迷い生じ執筆されなかった。後に高齢理由小松自身による執筆放棄され2003年11月から続編作成するプロジェクト・チーム作られた。執筆谷甲州担当し2006年7月に『日本沈没 第二部』が刊行された。

※この「「日本沈没」について」の解説は、「小松左京」の解説の一部です。
「「日本沈没」について」を含む「小松左京」の記事については、「小松左京」の概要を参照ください。

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