「ジャパニーズ・シティ・ポップ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 07:54 UTC 版)
「プラスティック・ラブ」の記事における「「ジャパニーズ・シティ・ポップ」」の解説
2010年代後半、80年代の日本のシティ・ポップやファンク再評価の波が海外で起こり、無数のリミックスやリエディット動画もアップされた。シティ・ポップ再評価の背景には、ヴェイパーウェイヴも大いに関係している。「プラスティック・ラブ」人気のきっかけは2017年7月、YouTubeにて非公式にアップロードされた同曲の動画が2400万回以上の再生回数を記録したことだった。この動画のコメント欄に英語のコメントが集まり、海外のリスナーの多さがうかがえた。 その後も、ファンの手によって歌詞を英語にし、楽曲のジャケットに映る竹内まりやをアニメキャラタッチで描いた動画、『超時空要塞マクロス』のキャラクターリン・ミンメイや『クラッシャージョウ』など楽曲の発売と同じ80年代アニメキャラが登場する動画、リック・アストリーの「ギヴ・ユー・アップ」とのリミックスなど、ディスコミックスにした動画などが投稿されている。 また、フューチャー・ファンクのジャンルでは定番中の定番となり、無数のリミックスやリエディットがネット上にアップロードされたほか、放送局などを傘下に持つカナダの大手デジタルメディアであるヴァイス・メディアの音楽サイトであるノイジーなど海外メディアでも取り上げられ、1980年代の日本のシティ・ポップ再評価の動きのポップアイコンとしてマニアックなDJの間でブームとなった。 このブームを受け、竹内の所属レコード会社であるワーナーミュージック・ジャパン公式YouTubeチャンネルからも、時代に合わせた楽曲の新たな解釈として、2020年前後のシティ・ポップにみる都会、夜、車をテーマとした表現を加えたプロモーションビデオが投稿された。
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