“吸血種(ダンピール)”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:39 UTC 版)
「ノーゲーム・ノーライフ」の記事における「“吸血種(ダンピール)”」の解説
位階序列十二位。口には牙、背に蝙蝠のような小さな翼が生えている。『隠密と幻惑』の魔法を得意とする。 種族名通り、他の十六種族から吸血を行い、そこに含まれる魂を吸わないと成長できない。牙による吸血を行うと吸血種の特徴の一つである『直射日光に当たると死ぬ』という特殊な病気を対象に感染させる。吸血される側にとっては、この特殊な病気に罹るというデメリットのみで【十の盟約】以降は吸血される事を拒否したため、成長に必須な吸血行為が出来ずに「ひっそり滅びた」と思われていた。 血液以外の体液(精液、汗等)でも一応生命維持は可能だが、成長は不可能。ただし「美味い」体液を吸うことで一時的に強い力を発揮することも可能。大戦時は特に魔法への親和性に優れた種である森精種の血を吸った吸血種は魔法特性の高さと合わさって最悪の暗殺者となり、天翼種をしてそれなりに手強かったとされる。 プラム・ストーカー 声 - (台詞なし) 吸血種の全権代理者。上記理由により滅亡寸前の吸血種を助けて貰うために、『 』の所へやって来た。空達を含む誰から見ても美少女然とした容姿をしているが男である。「〜ですぅ」という口癖がある。 嘘を一切つかずに空たちの行動を誘導するほど策略に長けており、どのように事が進んでも全て吸血種の総取りになるように仕組んでいたが、空達人類種を劣等種と侮っていたため失敗に終わった。テトが定めた【十の盟約】の十番目「みんななかよくプレイしましょう」の本当の意味に気づいている数少ない一人。勝負後は海棲種がエルキア連邦に参加した事から、自らも吸血種として『 』の協力者となる。しかし現状を覆すことを諦めてはいない。 空と白の体液は相当美味しいらしく、汗を舐めさせてくれるなら躊躇なく土下座する。 神霊種とのゲームでは、早々に退場し保護獣と森精種のゲームに介入、獣人種に人身御供を差し出させる代わりに協力するか、このまま森精種との必敗の負を挑むかを迫る。 しかし、それを読んでいた『 』の策略により、ライラを巻き込まれ目論見は瓦解、見返り無しで獣人種に協力させられた上で、神霊種により生命を保護されていることを利用。魂の減衰無しで吸血種の全力を発揮、六重術者のフィールを”一度も”魔法を使わせず、魔法を使った夢まで見せて完封した。
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