アルペンスキー【(ドイツ)Alpenski】
アルペンスキー
選手は障害の種類や程度によってグループ分けされ、グループごとに競技を行う。
ただし、同一グループであっても障害の種類や程度が異なるため、障害による不公平が出る可能性がある。このため、各選手にはクラスごとに設定された係数(%)があり、滑走タイムに係数を掛けた計算タイムで勝敗を決するようにしている。
また、障害に応じた用具の工夫やルールの変更を行っている。たとえば、車いす使用者などの両下肢障害者は、1本のスキー板にサスペンション機能やバケットシートを装着した「チェアスキー」を使用し、2本のアウトリガー(先端に小さなスキー板が付いたストック)を操作して滑走する。
片大腿切断のように1本のスキーで競技を行う場合には、バランスを保持するためにアウトリガーを使用している。
視覚障害者の場合は、ガイドスキーヤーが音源などを利用してコース誘導することが認められている。
アルペンスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 05:30 UTC 版)
アルペンスキー (英語: Alpine skiing) は、ヨーロッパアルプス地方で20世紀になって発展したスキー技術である[1]。アルペン(Alpen)とは、ドイツ語で「アルプス」という意味である。スキーの原型であるノルディックスキーから分化し、ビンディングの踵を固定することにより滑降に特化して発達したスタイルである。雪の斜面をターンを繰り返し、ときには直滑降を織り交ぜつつ滑る。斜面は斜度0度から40度以上までのさまざまな斜度で構成される。滑走速度はレジャー目的では40km/hから60km/h程度までだが、高速系競技では100km/hを越える。大半の愛好者はスキー場で滑走するが、自然の整備されていない山を登って滑り降りる山岳スキーの愛好者も多い。
- 1 アルペンスキーとは
- 2 アルペンスキーの概要
アルペンスキー
「 アルペンスキー」の例文・使い方・用例・文例
- アルペンスキー
- アルペンスキーの方がノルディックより好きです。
- アルペンスキーというスキー競技
- アルペンスキーでは,生(いく)田(た)康(やす)宏(ひろ)選手が男子回転と大回転でどちらも金メダルを獲得した。
- フリースタイルスキー・モーグルの上村愛子選手(29)とアルペンスキーの皆(みな)川(がわ)賢(けん)太(た)郎(ろう)選手(32)が6月11日に婚姻届を提出した。
- 日本のアルペンスキー選手団は世界トップクラスのパラリンピック選手たちを相手に善戦した。
- 日本選手団の旗手は,アルペンスキーの狩(か)野(のう)亮(あきら)選手だった。
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