黒田節 黒田節の概要

黒田節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/10 05:42 UTC 版)

博多駅前にある黒田節像

民謡「黒田節」

筑前今様と呼ばれた福岡藩武士たちに歌われていたものが日本全国に広まったもので、雅楽越天楽のメロディーにさまざまな歌詞を当てはめて歌う越天楽今様が元になっている。

現在歌われる歌詞は、安土桃山時代福島正則邸を訪問した黒田氏の家臣母里友信が、既に酔っ払っていた正則に「飲み干せば何でも褒美を取らす」と大盃に注がれた酒を勧められた際に、この酒を見事に何杯も飲み干し、約束通り褒美に正則自慢の槍(日本号)を貰い受けたという逸話に基づいている。

昭和初期に市丸小唄勝太郎藤本二三吉と並び称された人気芸者歌手である赤坂小梅によってレコード化され、1942年(昭和17年)5月20日にコロムビアレコードから発売され有名になった。当初は「黒田武士」の題で吹き込み、第二次世界大戦中であったため歌詞は戦意高揚の内容であった。戦後の1950年(昭和25年)5月20日に歌詞を一部変更し「黒田節」の題として再発売された。彼女の十八番であり、「黒田節の小梅か、小梅の黒田節か」と言われたものである。

典型的な七五調のための曲であり、テレビドラマ水戸黄門』の主題歌ああ人生に涙あり』、炭坑節、「どんぐりころころ」、「月の砂漠」などの旋律とぴったり一致する歌詞である。

シャ乱Qがシングル『ズルい女』のカップリングでカバーしている。

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